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千葉県専修学校各種学校協会 専門学校部会(以下、専門学校部会)では、2011年6月より、進路に関する親子の対話を促進する携帯ツール「親子de進路診断」を開始しました。日頃から、高校の先生方と連携した取り組みを行っているという、部会の会長である竹井先生にお話を伺いました。
専門学校部会では、千葉県高等学校教育研究会進路指導部会と、年1回の連絡協議会を開催しています。連絡協議会では、1日かけてパネルディスカッションや講演会を行いますが、高校と専門学校のお互いの意見を出し合える場なので、とても内容の濃いものとなっています。
また、毎年、進路指導に活用できる「ちば県内の専門学校概要」という冊子を作成しています。この冊子は、高校の先生と協同制作しているので、本当に高校が欲しい情報が掲載されているのです。
この2つは、25年以上継続している取り組みです。
最近の高校生は、働いている人の姿を見る機会が少ないのではないでしょうか。もっと大人と話す機会を作らないといけないように感じています。
そこで、専門学校部会では、2011年6月から進路に関する親子の対話を促進する携帯ツール「親子de進路診断」を開始しました。実際に、親と子の会話が少ないとう事実があります。今回は、携帯を使ったゲームのようなものなので、高校生にも気軽に利用してもらって、親子の会話のきっかけになってくれればと思っています。
専門学校部会では、連絡協議会の更なる活性化を図りたいと考えています。さらに、千葉県に対しても専門学校の地位向上について理解を求めていこうと思います。
あわせて、専門学校への啓蒙も重要ですので、第三者評価の導入などの啓蒙活動も検討したいと思います。
今、専門学校が求められる役割はとても大きいと感じています。職業教育をきちんと根づかせていかないと、日本経済がだめになります。経済を支えているのは、現場で働く人たちですから。専門学校部会では職業人育成のために、高校の先生方と連携しながら取り組んで行きたいと思います。
千葉県専修学校各種学校協会 専門学校部会
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