産学連携【LX人材育成部会】第4回例会開催報告

一般社団法人日本RPA協会の主催により、産学連携【LX人材育成部会】の第4回例会が11月14日にオンライン開催されました。
今回の例会では、全国各地のRPAに関する取り組みを披露しあった「デジタルレイバーグランプリ2023（通称D1グランプリ）」や、企業におけるRPA利活用の盛り上りについて情報をお届けしました。

はじめに一般社団法人日本RPA協会 代表理事 大角氏より、全国各地のRPAに関する取り組みを披露しあった「デジタルレイバーグランプリ2023（通称D1グランプリ）」の結果報告と、デジタルレイバーとの協働により成果を上げている企業の最新事例をご紹介しました。
次にLX人材育成部会の活動状況について、今年度よりRPA授業カリキュラムの提供を開始し、専門学校4校で正式に授業導入が決定したことを報告しました。
今後、導入いただいた学校からのフィードバックをいただき、コンテンツの更なるブラッシュアップや、RPA導入企業との産学連携も今後推進してまいります。

企業事例発表では、D1グランプリ出場企業をお招きし、DX化に伴う企業の課題感やRPA導入までのプロセスなど、現場の生の声をお届けしました。
ワーキングマザーが定時退社できるよう大量のデータ処理にRPAを活用し、大幅な業務時間軽減と生産性の向上を実現された事例をご紹介いただきました。「社員のウェルビーイングの実現にはRPAが必要不可欠」という、健康視点でのRPA活用は大変インパクトのあるお話しでした。参加された専門学校の皆様にも参考にしていただけたことでしょう。

特別講演は株式会社MAKOTO Prime　代表取締役　竹井 智宏様をお招きし、急速に広まっている「生成AI」の企業における活用状況と、人材育成についてご講演いただきました。
ChatGPTを使用したデモンストレーションを交えながら、竹井様は「すべてのひとがアシスタントを持てる時代になった。ChatGPT は電卓と同じであると考えましょう。全ての職員がChatGPTをはじめとする生成AIをマスターすることは必須」と述べられました。

最後に、LX人材育成部会事務局より、部会員専用WebコンテンツとRPAカリキュラム導入説明会についてご案内しました。

LX人材育成部会は今後も教育を通じて、テクノロジーを事業に統合できるDX人材育成を進める予定です。

LX人材育成部会では、学校法人を対象として「アカデミック会員」の入会を受け付けています。
入会ご希望の方は下記専用フォームより、お申し込みください。

※LX人材育成部会への入会は、一般社団法人日本RPA協会への入会が前提となります。
アカデミック会員は一般会員区分となり、年会費、入会費ともに無料です。