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教育機関の皆様を対象とした、EPIC GAMES JAPAN主催 第8回「UNREAL ENGINEエデュケーションサミット」が、2022年10月15日にオンラインで開催されました。
6月開催に続いて今回もPart1ではUNREALアカデミックパートナー校限定の学生向けセッションが開催され、200名以上の学生が参加し、Part2の教員向けセッションではCG・映像分野の先生にご登壇いただきパネルディスカッションが行われました。
Part1は株式会社ヒストリア 代表取締役 佐々木 瞬氏による司会で進行しました。
[session1]は、「映像制作分野におけるUnreal Engineの活用事例」と題して、EPIC GAMES JAPAN(以下、EGJ)Business Development Manager 杉山 明氏が講演。Unreal Engine を使ったリアルタイムワークフローが映画・テレビ業界にどのような変化をもたらしているかについて、事例も交えながら紹介しました。
[session2]は、「ライブデモ 〜アンリアルエンジンでの映像制作の流れ〜」と題し、EGJ Solution Architect 向井 秀哉氏によるライブデモを交えた講演。Weta Digital と共同制作した無料で入手できるミーアキャットデモを使用し、映像制作をする大まかな流れと、映像制作で必須な機能について、実際にアンリアルエンジンを操作しながら紹介しました。
[session3]は、株式会社khaki CG Director/Art Director 横原 大和氏による「映像系CGプロダクションから見たUnreal Engine」と題した講演。リアルタイム系やゲームエンジンとは無縁だったkhaki社でのUnreal Engineへの取り組みなどを交え、映像用途での利点や従来のプリレンダリングとの相違点や苦労した点などを具体的にご紹介いただきました。
質疑応答のコーナーでは、学生の方からの質問にその場で当日の登壇者が回答しました。
左上から時計回りに EGJ杉山氏、向井氏、塩谷氏、khaki横原氏
参加した学生の皆様からは、「映像業界でもUnreal Engineを使える人材が求められていると知って驚いた」、「アニメの作業画面で、出来上がりを見ながらライトなどを調整できるのは夢が広がるなと思った」など、ノンゲーム業界での広がりへの理解や積極的にUnreal Engineを活用したいという感想がありました。
Part2は、ヒストリア 有末氏が司会進行を務め、EGJ塩谷氏の開会挨拶よりスタートしました。
Part2司会進行の株式会社ヒストリア 有末氏
EPIC GAMES JAPAN塩谷氏より開会挨拶
[session6]では「CG・映像制作のUnreal Engine導入における 環境構築とカリキュラム案」と題し、ヒストリア佐々木氏が講演。Unreal Engineを導入する際に必要なマシンや必要な外部ツール、アセットを使用するライブデモの実施、そして90分×3コマほどで完結する特別授業を想定したカリキュラム案について説明しました。
[session7]は、「Unreal Engineを利用したCG・映像制作教育について」をテーマにパネルディスカッションを実施。パネリストは、東北芸術工科大学 映像学科 教授 鹿野 護先生、日本工学院専門学校 CG映像科 非常勤講師 高梨 真先生と塩谷氏。ファシリテーターはヒストリア 佐々木氏というメンバーでディスカッションが行われました。
まず登壇者の自己紹介と学生制作事例、そして実施されているカリキュラムをご紹介いただきました。
東北芸術工科大学 映像学科 教授 鹿野 護先生
鹿野先生によるカリキュラム紹介
日本工学院専門学校 CG映像科 非常勤講師 高梨 真先生
高梨先生によるカリキュラム紹介
質疑応答では参加された先生方からチャットより質問を受け付けました。「他学科との連携授業の際のポイント」、「制作物の評価について」などさまざまな質問をいただき、具体的で授業に役立つ情報交換となりました。
参加者からの質問に答えるEPIC GAMES JAPAN塩谷氏
最後に顔出しOKの方で恒例のオンライン集合写真。ご参加くださった先生方、ありがとうございました。
「UNREAL ENGINEエデュケーションサミット」は、来年も開催予定です。次回も多数の先生方のご参加をお待ちしています。
< 本コンテストに関するお問い合わせ先 >
UEエデュケーションサミット事務局
〒105-0021 東京都港区東新橋2-18-3-906 (株式会社ビーアライブ内)
メールアドレス:ue_summit@setten.sgec.or.jp
TEL:03-3436-2035