2018年2月23日　「AXESS教育研究会」東京定例会を開催しました！

「AXESS教育研究会」は、2017年5月に今後の旅行・航空業界を支える人財育成について、会員の皆さまとともに考え、創り上げていくための会員組織として発足されました。今回の定例会は、昨年の大阪分科会に次ぐ開催となり、学校・旅行会社・JALグループの会員のうち、18社23名の多くの方にご参加いただきました。

冒頭、株式会社アクセス国際ネットワーク　取締役部長　久保　靖より、業界を取り巻く激しい変化に対応できる次世代の人財育成を研究する場として、AXESS教育研究会を今後発展させていきたいと抱負を述べ、開会挨拶をいたしました。

東洋大学　島川　崇さま

続いて、東洋大学　国際観光学部　教授　島川　崇さまより、「2017年に設立した国際観光学部でAXESS教育を充実させ、ホスピタリティ分野も取り入れ学びながら働く、働きながら学ぶということを推進し、今後も産学連携で会員の皆さまと交流を図りながらAXESS教育研究会を盛り上げていきたい」と来賓挨拶を頂戴いたしました。

菱和ダイヤモンド航空サービス株式会社
加藤　直樹さま

また、講演の部では、「国際線手配業務の現場　必要なスキル・求められる知識・能力」をテーマに、菱和ダイヤモンド航空サービス株式会社　業務部部長　加藤　直樹さまより、現在の国際線手配業務に必要なスキルをAXESS CREA Advanceの画面を交えながらご講演いただきました。

株式会社オーエフシー　要田　征則さま

続いて、「国際航空運賃検定について」のテーマで株式会社オーエフシー　営業部　販売セクション次長　要田　征則さまより、昨今の国際航空運賃の複雑化に伴い、現場ではお客様の希望する運賃を素早く手配できる能力が求められており、その対応策として国際航空運賃検定の活用ができるとご講演いただきました。

株式会社アクセス国際ネットワーク
関澤　留美

アクセス国際ネットワークからは、今年度、新たに開始した新国内線教育について、新たに1,700名の学生が当教育を履修し、早期就業のアドバンテージとなったことを報告しました。また、来年度の新国際線教育についても、より実践的な教育内容とするための内容変更の提案を行いました。さらに、学校会員向けのアワードや、全会員さま向けの国内・国際1級合格褒章をご紹介いたしました。

続いて、グループワークとして学校、旅行会社、JALグループ各社のメンバーが分散された4チームで、マンダラートという技法を用いて「2020年に向けてどのような旅行業人財を育てたいか？」というテーマでディスカッションを行いました。これによりコミュニケーション能力をもとにした情報収集や提案力、健全な心身に宿るチャレンジ精神など会員の皆さまが求める人財像がクリアになるとともに、今後のAXESS教育のヒントをいただくことができました。

定例会後の懇親会では、会員の皆さまと交流を深めることができ、大盛況のうちに幕を閉じました。

終了後には、様々な方々と意見交換ができる有意義な時間で、定期的な開催を希望するとのお声を多くいただきました。
AXESS教育研究会では、今後も総合的な観光人財育成のため、会員の皆さまと連携しながら様々な機会を提供していく予定です。是非ご期待ください！