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2015年1月28日(水)に「おもてなし日本育成プロジェクト」成果報告会が、ソフトブレーングループ本社会議室にて開催されました。ホテル・観光などのホスピタリティ系専門学校を中心にお集まりいただきました。
主 催: | ソフトブレーン・サービス株式会社 |
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後 援: | 全国語学ビジネス観光教育協会、 (一財)職業教育・キャリア教育財団 検定試験センター |
●全国のホテルに対してアンケート調査の協力依頼を行い、24社から回答
●主な質問内容は、職業キャリア、組織編成、採用状況等、今後の人材育成への影響を分析
これらの結果に対して、参加者からは想定内の回答結果というコメントが多くありました。
しかし、このように数字としてまとめて見られることは、とても興味深く、参考になったというコメントや、「ティーチングではなく、コーチングな講義をしてほしい」という意見は参考になるとのお声をいただきました。
今回のアンケート結果からは、専門学校における基礎教育や、経営に携わることも意識した教育の重要性が見えてきました。これからの専門学校の役割を考えながら、プロジェクトで推進する教育プログラムにも反映していくこととなりました。
その他に、「リゾートホテルとシティホテル別の集計があるとよい」「離職率については、大卒と専門卒の違いや、その後同じ業界へ転職しているのか等の詳細調査があるとよい」とのご意見もいただきましたので、事務局での今後の取組みの参考とさせていただきます。
本プロジェクトに直接参加していただいているホテル各社様のご意見を元に、今後ホテルを始めとしたホスピタリティ分野の企業で求められるスキルを分析し、「おもてなし人材育成プログラム」バージョン1を設計しました。
その内容を検証するため、コミュニケーション、自己分析、働く意義と自分の強みの発見について、昨年9月にトライアルで実施。ご協力くださったのは、河原パティシエ・医療・観光専門学校様で、ブライダルホテル科2年生を対象に行いました。
結果は、「既に就職が決まっている学生が受講して、どれだけ効果があるだろうか」という学校側の心配に反して、学生さんの多くは目を輝かせて受講し、受講後のアンケートでは、「目標を持って向上心を持ち続けたい」「人生の目標を立てる」「就職後が新たなスタート」のように、沢山の気付きがあったことが伺えました。
技術教育によって専門性を高めることは専門学校の役割だが、それをより有効なものとするために、学生の意識を変えること、基礎教育、経営的な教育がこれから重要になってくることを、ご参加の皆様と共有させていただきました。
「おもてなし日本育成プロジェクト」ではこの結果をうけ、「おもてなし人材育成プログラム」を多くの学校で取り入れていただけるよう今後も活動してまいります。
本プロジェクトについてのお問い合わせは【専門学校と経営】事務局までご連絡ください。
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【専門学校と経営】事務局
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