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新型コロナウイルス感染拡大に伴い、専門学校でも遠隔授業を実施、または検討されている中、【専門学校と経営】事務局では、遠隔授業の対応状況、実施にあたっての課題について、メールマガジンで緊急アンケートを実施しました。
お忙しい中ご協力いただいた皆様には、あらためて感謝申し上げます。
連休を挟んでの緊急アンケートのため、回答数は少ないですが、参考となる結果が出ましたのでご報告いたします。
アンケート実施期間:2020年4月27日~5月8日
回答数:27件
実施中、または準備中、実施方法を検討中が9割を超えました。実施しないという回答はゼロ。各校が遠隔授業の実施に向けて、準備の最中であることがわかりました。
Zoomを活用または検討している学校が7割を超え、続いてマイクロソフトのteamsが6割近く、YouTubeが4割以上となりました。Zoomとteamsなどのように、複数を選択された学校が多く、いくつかを試しながら準備していることが伺えます。
YouTubeまたは動画のオンデマンド配信を選択した学校は約5割で、動画の活用を検討している学校も多いようです。
また、ZoomやteamsのようなWeb会議ツールだけでなく、Googleクラスルームのように課題を管理するツールの活用も検討されています。
<その他の内容>
演習授業での実施が困難
情報系の学科は準備できているが、他学科はまちまちである。
留学生の遠隔授業に関する明確な基準が示されていないため、どこまでを授業時間としてカウントできるのかが分からない。
まだ実際に行っていないので、実施後に課題等が改めて出てくると思う。
「学生の受信環境(Wifi)が揃わない」「遠隔授業用の教材作成」が7割を超えました。学生の環境については、全学校種でも課題となっていることが報道されており、同様であることがわかりました。教材作成についても、多くの学校が課題と認識されていました。これに次いで、学生のモチベーション維持が6割となっています。今月から本格的に遠隔授業を行う学校も多いと思われますので、実施後の課題も気になるところです。
<お問い合わせ先>
【専門学校と経営】事務局
〒105-0003 東京都港区西新橋2-9-6 ヤノデンビル4F (株式会社ビーアライブ内)br>
TEL:03-3597-1885
メールアドレス:setten-info@sgec.or.jp