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主催:三井物産セキュアディレクション株式会社
専門学校・高等専門学校対象のセキュリティコンテスト「MBSD Cybersecurity Challenges 2017」最終審査会を、2017年12月13日(水)に開催しました。
エントリーがあった全国32校、79チームの中から、書類審査で選ばれた10チームによるプレゼンテーションが行われ、審査の結果、下記の3チームが受賞しました。
受賞されたチームの皆様、おめでとうございます!
最優秀賞
チーム名 IPFactory
情報科学専門学校
第2位
チーム名 HPS
北海道情報専門学校
第3位
チーム名 ASO1
麻生情報ビジネス専門学校
三井物産セキュアディレクション株式会社
代表取締役社長 神吉 敏雄 氏
それでは、最終審査会の様子をお伝えします。
開会挨拶として、三井物産セキュアディレクション株式会社(以下、MBSD) 代表取締役社長 神吉 敏雄氏より、セキュリティ人材の需要について、オリンピックの情報セキュリティ対策を例にあげ、いかに高い専門的知識を有する人材が求められているかをお話いただきました。そして、この中からセキュリティの分野に進む方が出てくれることを期待すると述べられました。
そして、いよいよプレゼンテーション開始。
2017のお題は、MBSDバンクのオンラインシステムに脆弱性が発見されたため、その調査チームを募集し、優れたレポートを提出した10チームによるプレゼンを行うというもの。
プレゼンの順番は、当日、くじ引きで決定。
各チームのプレゼン持ち時間は12分、その後、審査員からの質問に答えていただきます。
審査員は、MBSDバンクのシステム運用会社の方、ことMBSDのセキュリティスペシャリスト、セキュリティアナリスト、セキュリティエバンジェリスト、セキュリティエンジニア。現場で日々セキュリティの業務を行っている専門家の方々です。
それでは、午前中にプレゼンテーションを行った5チームをご紹介します。
セキュアマン's 2.0.1
船橋情報ビジネス専門学校
Prime
静岡産業技術専門学校
なにわのシリコンバレー
ECCコンピュータ専門学校
陸のくまさん
東京電子専門学校
HPS
北海道情報専門学校
審査員からの質問は、ぐいぐいと細かいところまで及びます。質疑応答を聞いているだけで、いかに出場チームが勉強してきたかがわかります。
さぁ、5チームの発表後は、お弁当の時間。全員でお弁当を食べ、午後に備えます。
午後からプレゼンチームは、半分緊張しながらの昼食ですね。
そして、午後のプレゼン開始です。下記の5チームが発表しました。
ヤマネコ
日本工学院専門学校
SOTTISOTTI
情報科学専門学校
IPFactory(一年生)
情報科学専門学校
ASO1
麻生情報ビジネス専門学校
WCDI
日本工学院八王子専門学校
以上で全10チームのプレゼンテーションは終了。
同じ課題に対するレポートでも、チームごとに重視した点や、取り組み方が異なり、プレゼンテーションも各チームの個性が出ていました。
審査結果発表の前に、MBSDのセキュリティスペシャリストである国分 裕氏による「ミニセミナー」を開催しました。国分氏は、セキュリティを考える際に重要なポイントとして、攻撃する側の視点で考えること、想像力が重要と述べられました。
そして、審査結果の発表、表彰式です。受賞した3チームそれぞれに、表彰状と副賞が授与されました。
3位
ASO1
麻生情報ビジネス専門学校
2位
HPS
北海道情報専門学校
最優秀賞
IPFactory(一年生)
情報科学専門学校
続いて、MBSDプロフェッショナルサービス事業部 部長 武井 寿彦氏による全体講評が行われました。出場者全員に向けて、今後仕事をしていくうえで、セキュリティは必ず関係してくることを述べ、学生たちにエールを送られました。
以上で最終審査会、表彰式は終了。
最後は全員で集合写真撮影。そして参加者全員による交流会では、出場者の健闘を称え、教員の皆様、審査員、企業の方々も一緒に会話を楽しみました。
<本コンテストに関するお問い合わせ先 >
【専門学校と経営】事務局
〒105-0003 東京都港区西新橋2-9-6 ヤノデンビル4F (株式会社ビーアライブ内)
TEL:03-3597-1885 メールアドレス:setten-info@sgec.or.jp