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日本マイクロソフト社と情報系専門学校で取り組む【次世代ITリーダー養成Work Group】(以下、WG)の2013年度のTOPミーティングを、10月2日、日本マイクロソフト 品川本社にて開催した。本WG活動は4年目となる。
この日、専門学校からは19名の理事長、校長等が参加。日本マイクロソフトからは、執行役員 デベロッパー&プラットフォーム統括本部(以下、D&PE)本部長 伊藤 かつら氏、同本部 エマージングテクノロジー推進部 部長の砂金 信一郎氏他が参加した。
TOPミーティング参加者で記念写真
【日本マイクロソフト D&PE 2014年度方針 -変わるものと変わらないもの-】
日本マイクロソフト株式会社 執行役員 伊藤 かつら氏
いまマイクロソフトは大きく変わろうとしている。
専門学校の学内カリキュラムの検討にあたっては、大手IT企業の動向は大きく影響する。マイクロソフトは今後どのような方針で進むのか?真剣な眼差しが向けられた。
D&PE本部長 伊藤氏の開会挨拶では、米国本社で大きな組織変更が進んでいること、そしてその理由が語られた。その言葉からは、マイクロソフト社の変化が感じられた。
日本マイクロソフト株式会社 砂金 信一郎氏
続いて事務局からの概要説明のあと、砂金氏より、今年度のD&PE部門方針について説明があった。砂金氏は、「変わるものと変わらないもの」に分けて、今年度、同社が唱えている「Devices + Services」 について説明しつつ、同部門が追及し続けているミッションが「IT技術者の地位の向上」であることを熱く語った。
【学生をサポートする様々なプログラム】
後半は、エバンジェリストの渡辺 弘之氏が「今求められている開発言語トレンド」と題して、プログラミング能力の重要性と開発言語のトレンドをマーケットデータに基づいて解説した。いま、企業が求めている技術の具体性を知ることは、専門学校にとって、カリキュラムを考える上で参考になる。
DreamSparkという学生向け、教育機関向けの無償プログラムやDigital Youth ProjectというIT人材育成といった様々な支援策についての説明があったが、これらは、今後の分科会の中でも有効に活用していく予定だ。
以上で、今年度のキックオフとなるTOPミーティングは終了となった。WGの具体的な取り組みとしては、同月24日に予定されている分科会を皮切りに、スタートしていくこととなる。今後ついても、本サイトにてレポートしていく。
メンバー校一覧(33校 2013.10.2現在)