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第4回(2016年7月号)

第4回は、"世界中の人々を繋ぐための通信インフラやモバイルネットワーク機器"、"安全・便利に使える車載機器やデジタルカメラ等の情報機器"の組込みソフトウェアからアプリケーションまで、幅広いシステム開発を行っている、株式会社ビッツの事業をご紹介します。

1. モバイルネットワーク開発事例

皆様に「より身近な組込みシステム」と言えば、やはりモバイルネットワークではないでしょうか?
現在はスマートフォンがその代表格ではありますが、弊社ではいわゆる「ガラケー」が世に登場してきた「携帯創成期」からモバイル端末開発に携わっており、その歴史に積み重ねられたノウハウがあります。

時代が流れて、現在はスマートフォン関連の作業がメインとなっております。
定番の "iOS" や "Android" はもちろん、第3のモバイルOSと期待された "Tizen" (残念ながら市場には出回りませんでしたが)も経験しました。

スマートフォン開発というと、どうしても "アプリケーション" と受け取られがちですが、弊社では "デバイスドライバ" も得意であり、アプリケーションからデバイスドライバまで、まさに「上位層から下位層まで全て」開発しています。
同じ端末に搭載されるソフトウェアでも “上位層” と “下位層” では求められるスキルや開発手法は異なるのですが、それらに携わり柔軟に対応していくという事は非常にダイナミックであり、組込みエンジニア冥利に尽きるポイントだと思います。

更にスマートフォンなどのモバイル端末では必須の機能である移動体通信にも精通しています。
モバイル端末をインターネットに接続することで、動画の視聴、アプリダウンロード、SNSの利用など多彩なサービスを受けることができますが、その根幹となる技術が移動体通信です。
最近日本で主流となっているLTE(4G)という通信方式を耳にしたことがあると思いますが、他にもUMTS(3G)やGSM/GPRS(2G)といった様々な通信方式で移動体通信を実現しています。
弊社は、これらの通信品質を高めるための評価スキルも身に着けています。
実際の作業としては、モバイル端末と基地局シミュレータと呼ばれる擬似的に通信を行う機材を使って行います。
移動体通信の分野は、ハードウェアを制御する組込みシステム開発とは異なるスキルですが、ICTの世界を支える大切な要素です。

近年「IoT」という言葉が注目を集めております。
改めて説明するまでもなく「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と訳される事が多いでしょうか。 あらゆるモノがインターネットに繋がる時代になりました。その中心となるのがモバイル端末である事は言うまでもありません。
弊社のもう一つの得意分野である「車載・情報機器」においても、現在は「モバイル端末」と繋げる開発が進んでいます。

ビッツの組込み技術は、社会インフラからデジタル家電まで非常に多彩です。
日進月歩の業界において、組込みエンジニア集団として更に技術を磨き、社会に貢献して参ります。

第4回は株式会社ビッツの事業をご紹介いたしました。同社の事業、実績、商品、ならびに会社概要等は以下のホームページでご覧いただけます。
https://www.bits.co.jp/

なお、次号は同社の社員研修制度と若手組込みエンジニアへのインタビューをご紹介いたします。

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